所沢でトゥトアンクアメンで角川で

2023-07-28

7月に入ったばかりのある日、以前から行ってみたいと思っていた角川武蔵野ミュージアムにとうとう行ってきました。

私自身は埼玉県所沢市に足を踏み入れるのは初めてです。
ナビを追いながら目的地を探していると
住宅街に突然現れた巨大な施設。
それが「ところざわサクラタウン」でした。
株式会社KADOKAWAが運営する「ミュージアム・イベント・レストラン・書店・オフィス・神社
あらゆる文化をひとつにしたクールジャパンの拠点(公式HPより)」で
その中にあるのがあの岩の塊のような建物「角川武蔵野ミュージアム」だったのね。
なるほど!とひとりごちる。

でーん!by隈研吾

ミュージアムの企画展「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」から観ていこう!と思ったけれど
ちょうどお腹が空いたので、さくらタウン内にある「角川食堂」でまずはお昼をいただこうと。

美味しかったけれど、まあ、すごいボリュームで
お腹いっぱいになりました。
酸味の効いた爽やかなお味が、暑い国エジプトを思い起こさせましたね。
(エジプトに行ったことはないけれど)

オムコシャリで重くなったお腹を抱えて、いざ入館!
今まで特にツタンカーメンに深い思い入れの無かった私でしたが、展示を観進めるごとにすごく惹き込まれ、ワクワクしました。
「本展覧会には、本物の発掘品、美術品はありません。展示されるのは、世界に3セットしかない「超複製品(スーパーレプリカ)」です。(公式HPより)」
とのことでしたが、本物を補って作られた当時の豪華さや華やかさが再現されているため、私のようなツタンカーメン初心者にわかりやすく楽しい展示になっている感じがしました。


ツタンカーメンのミイラの埋葬は、他の王と比べて規模が小さいほうらしいのですが
被せた上物等が展示されており(おそらく実物大)間近に立つとけっこうデカい!
あ〜エジプトに行ってみたい!この目でピラミッドを見てみたい!
でも、お腹が弱いので、現地の食事が合わなくて絶対お腹を壊しそうなのでやっぱり行きたくない。
そんなもろもろを考えさせられました。

それにしても、今回一番驚いたのがこの事実↓

世間的にはもはや常識的な情報なのかもしれませんが、私にとっては初耳。
日本だけの呼び方とか言ってないで、もう「ツタンカーメン」じゃなく「トゥトアンクアメン」に変えるべきじゃないのか!私だけでも「トゥトアンクアメン」と言っていこう!
とそれ以来忘れないように、
思い出したら「トゥトアンクアメン、トゥトアンクアメン」と呟いているので
家族からは「またか」という顔をされ続ける日々を過ごしています。

説明ボードも文字を彫ったようなつくりになっていて、手がかかっている!さすが角川!

トゥトアンクアメンのお父さんアクエンアテン。イケメン

かっこいい犬の飾り?その場には説明がついていなかったのでわからず。帰ってから高校生の息子に画像を見せたら「これアヌビス神じゃね?」と言われました。詳しいな。

ツタンカーメン展のあとは、お目当ての松岡正剛監修「ブックストリート」へ。
テーマごとに集められた本を立ち読みしていると時間が過ぎていくのが早い!
そして、本館の目玉「本棚劇場」

圧巻です。
何分かおきにプロジェクションマッピングが放映され
まさに本棚が劇場と化す。

うわ〜と見惚れていると、あと30分で閉館時間に。
あ、ミュージアムショップに行かなきゃ、
荒俣さんの秘宝館ってどこ?
マンガ・ラノベ図書館も行ってない!
そんなこんなでバタバタと出てきました。
1日いても足りない内容でした。
また絶対くる!と思わせる角川武蔵野ミュージアムでした。

ところざわさくらタウン 公式サイト
角川武蔵野ミュージアム 公式サイト