犬派、猫派など人によって好みが分かれますが、私は断然うさぎ派。
子供が出来てからのベビーグッズも、本人の好みが出てこない0歳の時期なんかは母子手帳入れや哺乳瓶ポーチなど全部ミッフィーで揃えていました。
最近ミッフィーのYouTubeチャンネルがある事を知り、15分〜3時間のアニメやストップモーションアニメが気軽に見れます。
2歳の娘が朝なかなか起きない時に15分程度の短いアニメをスマホで流すとガバっと起きてくれたり、保育園から帰ってから夕食を作るまでの時間は3時間アニメが暇つぶしになるので大助かり。
いつの間にか母子共に大ファンになってています。
そんな時に絵本を購入したところ「ミッフィー」表記と「うさこちゃん」表記の2種類あるのに気付きました。
オランダで生まれたミッフィーは元々「ナインチェ・プラウス(ふわふわうさちゃん、の意)」という名前で、英語訳がミッフィー、日本語訳がうさこちゃんとなったそう。
なので作者のディック=ブルーナさんが作ったストーリー性のある絵本(福音館書店)は「うさこちゃん」、ブルーナさんが描いた絵を元に作られた仕掛け絵本(講談社)やグッズは「ミッフィー」となっているようでした。なぜ英語訳のミッフィーを途中で採用したのかは分かりませんが、要は“商業ミッフィーとブルーナうさこちゃん”と理解すればいいんでしょうか。
ブルーナさんはグラフィックデザイナーとしても活躍された方で、絵本でも色面で構成された色と配置がいつも絶妙なバランスで、色合いもモンドリアンっぽくもあって大好きです。子供から大人まで長く支持される要因はこの辺にあるのかな?と思っています。
右の「うさこちゃんびじゅつかんへいく」の表紙はマティス、本文にもモンドリアンのオマージュじゃないかと言われている絵があったり“ブルーナうさこちゃん”は芸術性が高くて大人が読んでも楽しめます。
昨年11月には代官山にミッフィーのカフェ「miffy café tokyo」がオープンし、こちらのロゴやメインビジュアル、店舗デザインはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんが手がけています。
佐藤可士和さんも幼少期に出会ったブルーナさんの絵本やアートに多大な影響を受けたらしく、今回のカフェもブルーナさんが制作した絵本にフォーカスして作られたそう。メニューにはオランダ料理を取り入れていたり、こちらに関しては“商業ミッフィーとブルーナうさこちゃん”のちょうど間のような感覚かなと。
カフェの全体的なデザインで使われている書体が特徴的だったので何でこれを使ったのかな?と最初疑問に思ったのですが、オランダ版絵本の書体と非常に似ているのでそこから持ってきたようですね。大人っぽい雰囲気があり、どの年代でも楽しめそうです。
予約制で土日のランチ時間はもうかなり埋まっており、まだ行けていないので今度タイミング見計らって行ってこようと思います。
さて、去年10月に娘の服を作った事をブログに書きましたがこちらの服、ありがたい事に気に入って何回も着てくれたため今度は半袖にチャレンジすべく只今バリバリと制作中です。モチーフは当然ミッフィー。
なかなかまとまった時間が取れず牛歩ペースですが、完成したらまた載せようと思います。
ちなみにこんな感じで作ります。
前回作った時の記憶がすっかり無くなって手順など様々忘れてしまい、こういうのは続けていかないとダメですね。上手くいくといいな…