今回、タイトルにした「サルもおだてりゃ木に登る」ですが、
猿は木登りが得意で大変上手に木に登ります。
そんな猿がおだてられて得意げに木に登って見せるというとても滑稽(こっけい)な様子を
言った言葉だそうです。
先月、会社帰りに娘からLINEが入り、「煮物が食べたいから」スーパーで買ってきてと言われ、
しぶしぶ買って帰りました・・・。それがこれです。マ○エツで惣菜ですが、そこそこ売れてますね!
はいよ!渡したものの。「ほんとはさあ〜。なんでもないけど・・。」と言って
一緒に食べました・・・??
どうやらコロナ禍の中、良く行く居酒屋もいけないのでお通しで煮物がでるそうで
食べたくなったようです。
一口食べて・・・。「まあまあだけど、やっぱりお父さんの作るうま煮がいいなあ〜。
子供の時から食べてるから、たまには食べたいなあ。今度作ってね!美味しいもんね!」と言われて、
あっそういうことね!
それじゃ作ろっか!ということで作ってしまいました!
作ったあとで、家内に「おだてに弱いわね!」って言われてしまい。
思い出すとタイトルの言葉が頭に浮かびました・・・。
他に昔のアニメの「ヤッターマン」で放送された、『豚もおだてりゃ木にのぼる』というのが流行ったそうです。
しかしながら、すぐに立ち直りましたので、我が家の「うま煮」をご紹介します。
ところで、うま煮と呼ぶか筑前煮?がめ煮、煮しめと呼ぶか?地方によって違うようです。
筑前煮は、福岡の筑前地方が発祥で名はついたようで、煮る前に炒めるようですね。
同じ福岡で炒めないのが、がめ煮と言われているようです。
では、調理にかかります。私の作り方は、母親が作っていたのを子供の頃に見て覚えたものなので
自己流で一般的ではないかもしれませんが、悪しからず・・・。
まず食材を用意、我が家は、鶏肉(もも)・人参・レンコン・こんにゃく・ごぼう・しいたけ・竹の子を使います。
乱切りにして、水につけてアク抜きします。
こんな感じです。
メインの出汁ですが、昆布出しとかつお出しをブレンドして出し汁を作ります。
そこにお酒・みりん・醤油・砂糖(きび糖や三温糖を使うとコクが出ます)で味付け、
面倒と思う時は、めんつゆ(なんでもOK)を水でうすめて使えば、砂糖を入れればOKです。
我が家は、隠し味にはちみつもしくは黒蜜を少々入れます。
一旦、沸騰させるとアルコールも飛んでまろやかになります。
あとは、素材を投入して火加減を気にしながら、アルミホイルで落し蓋をして
煮汁が少なくなるまで、煮れば完成です。
我が家は、早く火が回る大きめのプライパンで作ります。
やっぱり、和食はいいですね。たくさん作っても毎日食べて2〜3日で無くなります。
完成しました!
これだけではなく、もう一盛りあったのですが翌日には無くなりました。
家族に美味しく食べてもらえるなら、おだてられて作っても良いかな〜!
コロナで出かけられなくても家庭円満が一番ですね。
皆さん、幸せに暮らしていきましょう! ではまた!