指先にも春を
韓国で人気の発端となった「ジェルネイルシール」をご存知ですか？
ネイル好きならもう試した方は多そうですが、私も去年ハマって何度かやりました。
昔はマニキュアが主流でしたが、2002年頃からゲル状の樹脂を塗ってからUVライトで硬化させることで形成する「ジェルネイル」が日本に上陸し、今や広く普及しています。
基本的に自分では出来ないためネイルサロンに行き、ネイルアーティストさんに全部やってもらいます。シンプルなデザインだと5,000円～凝った物は1万円くらい？そこそこお値段しますが、マニキュアに比べて3週間～1ヶ月持つので1ヶ月ごとにデザインを変えて付け続けている方を多く見ます。
外す時もネイルサロンに行く必要があるのでそこは少し面倒ですが、爪に厚みと強度が出るので元々薄くてすぐ割れてしまう方にも人気です。
私は社会人なりたての頃に爪の手入れが好きでよく時間を掛けていましたが、その頃世間はまだまだマニキュア。そのうち料理教室に通い始め、ネイルしている人は手袋を10円で買って付けなければならず、常に短くしていたらちょっと伸びただけで気持ち悪くなってしまい…ジェルネイルに乗っかれずにここまで来てしまいました。
今も毎日仕事が終わったら夕食を作っており、どうもネイルしたままハンバーグこねる気にならないため出来る機会が訪れず。手袋すればいいじゃん？ヘラ使えば？とも思いますが、ネイルを気に掛けながらする家事は正直面倒くさい(笑)
そんな中、コロナ禍でネイルサロンに行けない方に向けて、冒頭のジェルネイルシールの広告を目にする機会が増えました。
本来ゲル状の樹脂を爪に塗ってデザインをその場で作っていくジェルネイルに比べ、元々デザインが出来てるため好きな物を選んで貼ってUVライトで硬化させるだけ。付けるのも外すのも自分で出来るし、値段も2,000円程度。1シートで2～3回使えるし、作業時間は15分くらい。土日ちょっとやって月曜には外したい自分にピッタリでした。持ちも1週間～別売りのトップコートを塗ってお風呂では指の腹を使って髪を洗うなど、気を付けて過ごせば長くて2週間いけます。
元々ジェルネイルを頻繁にされている方には、持ちがそこまで長くない事やデザインが限られている事などから不評な点もあります。が、まぁお値段相応と言ってしまえばそれまで。
こちらがUVライト。角度を変えて何度か当てると固まります。
質や大きさによりますが、このくらいの簡素な物なら2,000円あればお釣りがきます。
歯医者で詰め物をする時に、光を当てて硬化させますよね。あれと同じ原理です。
こちらが外した物。最初シールなのでぐにゃぐにゃですが、UVライトでこのように固まります。
外す時は専用リムーバーを使いますが、薬局で買えるアセトン入りの除光液でも出来ました。
ジェルが入っていない普通のネイルシールも最近はよく販売されており、こちらはもっと安価ですぐ剥がれますが、先ほど説明した別売りのトップコートで1週間くらい持ちます。こっちは気に入ったデザインがあったので何度か使用しました。
一応使用した商品載せておきます(回し者じゃないですよ！)
●ジェルネイルシール：ohora
●ネイルシール：ジェラートファクトリー
使い途中のシールで恐縮ですが、使う物はこんな感じ。
1.本体のジェルネイルシール(粘着性を上げるため爪の汚れを拭くアルコールシートが付属)
2.UVライト
3.トップコート
4.外すためのリムーバー
5.外す時に使うウッドスティック
ジェルネイルシールは性質上太陽光に当てると固まるため、使う時は付属の説明書をよく読んで行なってください。
ちなみに家庭で出来るジェルネイル(マニキュア状の物を塗ってUVライトで硬化させる)タイプの商品もあり、シールよりは手間が掛かりますが、1色でいい方やオリジナリティを出したい方にはそっちの方が向いているかもしれません。
普段ネイルをやっていない時は何も感じませんが、付けてみると気分が上がりますよね。デスクワークの人も「キーボードを打つ手が可愛いので嬉しい」なんて聞きます。どの爪にどのデザインを貼るかは自分のセンス次第なので、左右で微妙に変えてみたり、そこがまた楽しいポイントです。先日子持ちの友人が職場復帰すると聞き、2シート程選んで贈りました。家でサッと簡単に付けられるので、小さいお子さんがいる方もチャレンジしやすいと思います。普段なかなかオシャレ出来ていなかったようで、とても喜ばれました。
コロナで動きにくい日々が続きますが、こういった便利アイテムが次々に出てきてくれるのは有難いものです。
度々発散しつつ、日々を楽しみましょう！