小麦粉でアジを作ってみた

2020-07-18

前回の「メダカでベランダビオトープ」の後編を記事にするつもりでしたが、今回はお魚つながりで別の話題を。

ごくまれに「アジア・デザイン」というグローバルな名前に聞き間違えられることもあるアジデザイン。名刺交換の際に「AJIって何語なんですか?」と聞かれたりもしますが、名刺の裏を見てください。魚のイラストが入ってますね。正真正銘の日本語です。アジデザインの「アジ」は魚の鯵(アジ)です。

そんな我が社のホームページをこのたびリニューアルいたしました。

新デザインも基本コンセプトはそのままに、操作性を重視したわかりやすくシンプルな構成になっています。加えて「訪問者を飽きさせないようなちょっとした仕掛けを」という話になり、TOP画面にデザイナーが各自制作したオリジナル動画をランダムで表示させることに。動画は自由制作ですが、ある程度の一貫性を持たせるためいくつか縛りを設けました。

・実写、アニメーション、など手法は不問。10〜20秒の長さをループで流すのが前提
・アジデザイン「らしさ」が伝わるオリジナル性のある動画にする
・アジ(鯵)はモチーフとして入れても入れなくても可
・「Making tasteful designs for you.」の一文を必ず入れる

なんだか学校の課題みたいです。
私は以前から作ってみたかったクレイアニメーションにコマ撮りで挑戦してみました。

使ったのは近所の百均で仕入れた子供用の小麦粘土(12色入で100円!)。小麦粉を使用しているので安全な素材ではありますが、もちろんグルテンフリーではありません。小麦粘土で遊んでいるだけでもアレルギー反応が出ることがあるそうなので、小麦アレルギーのお子さんを持つ方はくれぐれもご注意ください。


頭を空っぽにし、無心で練っていきます。




ふきんに載せたら海の中みたいになりました。

しかしこのアジは大きすぎたので、動画ではもっと小さいアジを使いました。

アジを白い紙に載せ、1カット1カット少しづつ移動させながら三脚で固定したスマートフォンで撮影します。撮影した写真はパソコンに取り込んだのち、画像編集ソフト「Photoshop」でつなげて、動画としてファイルに書き出せば完成です。

10秒程度のアニメーションを作るのに撮影した写真は100枚以上。粘土を少しづつ移動させては撮影し、また少し移動させ…という地道な作業を果てしなく繰り返します。忍耐力がないとかなり辛く感じるので、飽きっぽい私にはこの尺が限度かもしれません。1分未満の短い動画ならまだしも、90分の映画を一本作れなどと言われたあかつきには気が遠くなりすぎてそのまま気絶しそうです。

それはさておき、動画はホームページのTOP画面で見ることができますのでぜひチェックしてみてください。少しずつ表示される動画は追加される予定です。ふと思い出した時にアクセスしてもらえると新たな動画に出会えて楽しいかもしれません。

そうそう、なぜ鯵を会社名に?と疑問に思った方も、由来が書いてあるのでぜひ見てみてくださいね。

アジデザインのホームページはこちら。お仕事のご依頼もお待ちしています(^^)
https://www.ajidesign.co.jp/

以上、小麦粉でアジを作ったお話でした。