5月になりました。去年の令和元年を迎えた時には、まさかマスクがこんな貴重品になるなんて考えられませんでしたね。
さて、出遅れた感満載ですが(…)手作りマスクキットを随分前に購入していたのが、先日ようやく届きました。練習がてら適当な布で1つ作ってみたのでその際のお話です。
手作りの良さはズバリ「自分の顔にジャストフィットするマスクが手に入ること」だと思います。今回そちらに目標を絞って作成しました。
手順は以下5ステップです。
作ってみて分かりましたが、思ってたより工程が多い…これ皆さんサラッとやってるんですね。ビックリ。
①水通し→②型紙用意→③裁断→④縫製→⑤ゴム通し
①水通し
ガーゼやリネンなどの、洗濯すると縮む素材をあらかじめ縮ませておきます。洗面器に水を張って生地を入れ、1時間放置してから痛まないように軽く水を切って干し、生乾きになったらアイロンをかけて生地を真っ直ぐに整えます。
②型紙用意
無料でダウンロード出来るように様々な方が公開されています。今回は顔にフィットするという観点で立体マスクを作ってみます。
細かいカーブがついている、方眼紙になっていて改造したい時にやりやすい、といった点でこちらの型紙を使わせてもらう事にしました。
https://www.cotoro.net/archives/65582745.html/2
③裁断
写真のように中表(布の面が内側にくるようにすること)にし、ずれないよう印を付けてから切ります。
形がややこしいので、上下を書いておくと間違いがないです。
布は捨てようと思ってた服を使うと断捨離になっていいそうですよ。
④縫製
まず顔の中心にくるラインを縫います。
曲線縫いは難しいですが、この時ヘアゴムを巻いてミシンをかけると、ぶつかったら勝手に方向転換してくれるためやりやすかったです。
針からヘアゴムまでの長さを計り(この場合8mm)その分の縫い代を付けたため、縫う線を書く手間が省けました。
アイロンで縫い代を割ります。
写真のようにハサミで1cm間隔に切り込みを入れます。縫い目を切らないよう気を付けます。
アイロン台のカーブしている所にあてながらアイロンをかけるとやりやすいです。
次にマスクの上下を縫い合わせます。
鼻にくる方と、口にくる方が裏表で逆転しないように気を付けます。
ひっくり返し、アイロンをかけます。
端にミシンをかけるとピシッとして既製品のような仕上がりになります。
左右対称になるように注意し、ノーズワイヤーを入れ(使い捨てマスクから取り出しました)動かないように周りをぐるっと縫って、中心にもステッチをかけます。
⑤ゴム通し
ゴムを通すサイドは、三つ折りにして縫います。
通常見栄え優先で折り目を内側にするようですが、密閉度が下がるため外側にしました。
マスクゴムを通して完成です。
ゴムが手に入らなかったら、ヘアゴム少し長めに(固いため)使うといいようです。
分かりやすいよう糸を赤にしてみましたが、汚いのが丸見えでお恥ずかしい。
型紙は右図のように改造したらいいのかな?と思いました。
オンリーワン求めて、もう少し試行錯誤してみます。