先月オーストラリアのケアンズに行ってきました。
エアーズロック(ウルル)への登山が10/26で禁止になったり、47.3℃の猛暑でアスファルトが溶けたニュースが流れたり、度々話題にのぼるオーストラリア。
治安が良いため留学先や新婚旅行先として人気があります。
今は冬ですが昼は25℃程度あるので過ごしやすく、乾季のため旅行にもってこいの時期です。
初めて訪れる国は、習慣や文化がまるで違い驚く事ばかり。これが楽しみの一つでもある海外旅行はやはり楽しい〜!
という事で、ケアンズで知ったエピソードを幾つか。
ヘリコプターだけで作ったロープウェイがある
キュランダという観光地へ向かう際、世界遺産に登録された熱帯雨林の上を「スカイレール」というロープウェイで通ります。
この自然あふれる森を、いかに傷つけずにロープウェイを作るかで計画されたのがこの「ヘリコプターだけ作戦」。
36基の支柱を建てるため準備に7年、施工に1年、25億円かけて完成させたそうです。
車を絶対に通さなかったため、作業員たちは毎日道具を担いで片道1時間歩いて通ったんだとか。
↓それがこの支柱。見難いですが○の箇所にナンバーがふってありました(これは23/36)
その甲斐あって人工物が極端に少なく、乗るとまさに大自然の上を飛んでいるような錯覚を起こします。
ゴンドラは3タイプあり、通常タイプ、下がスケスケの「ダイヤモンドビュー」タイプ、ビル窓を清掃するようなオープンエアでツアーガイドが同行する「カナピーグライダー」タイプ。
バッキバキの高所恐怖症で、支柱を通るたびに「ガッタン!」と揺れる振動で36回叫んだ私はずっとはわわはわわ言っておりましたが、、
大好きな方には是非おすすめしたいスカイレール!素晴らしい乗り物でした。
世界一最強の猛毒を持つ草
同じくキュランダにて「アーミーダック」という水陸両用車に乗って熱帯雨林の中を散策するツアーに参加しました。
第二次世界大戦の型で、大戦中は男性が出払っていたため女性だけで組み立てられたそうです。
ガタガタ揺られながらガイドさんが様々な草木や虫など、見えた物を次々と説明してくれます。
そんな中で聞いた危なすぎる植物!「スティンギングツリー(別名:アボリジニの言葉で「ギンピ・ギンピ」悪魔のよう、の意)」
(咄嗟に写真が撮れなかったため、ガイドさんにもらった資料写真の一部です)
オーストラリアだけに生息する植物で、猛毒を持ったトゲが葉の裏と茎に何千何万と無数あり、刺さってもトゲが目に見えないため抜く事が出来ません。
もし刺さってしまったら激痛が半年(人によっては数年)続くため痛みに耐えるか、刺さった部分をえぐるか、の二択なんだそうです。
森に入る際はまずこの植物の説明からするそうで、風下にいるのも危ないとか。
スカイレールの作業員さん達は大丈夫だったんだろうか…とちょっと心配になってしまいますね。
…と、書き出してみたら他にもたくさん出てきたので今回はこのくらいで。
アジギャラリーで5月に開催した木村宜樹さん『世界一周絶景写真展』の際、ケアンズのおすすめスポットを聞いたところ「やっぱりキュランダでしょう」と返答をいただきました。
木村さんはオーストラリアから世界一周を始めたとの事で、さすがお詳しい!とっても素晴らしい所でした。
今後もアジギャラリー出展にご期待ください。ご利用もお待ちしております!
詳しくはこちらから→http://www.ajigallery.jp/