お盆の実家帰省の帰り、Uターンラッシュで特急の指定席が買えずに次発電車を待つ羽目に。
いやぁ参ったな、と駅舎を出ると田舎の駅前に似つかわしくない建物が。
「太田市美術館図書館」
公営の図書館に、美術館スペースを併設した施設のようで。
そういえばアジデザイン入社前に群馬にいたころ、太田駅前開発の話が出ていたなと思い出す。
地域情報を発信する仕事をしていたので、地元情報の入手は早いほうでしたが、その頃はまだ完成予想図のイラストしか見ていませんでした。
電車の出発時間までの30分ほどですが、せっかくなので立ち寄ってみることに。
入り口に入って早々に、立体の館内図が。
外から見ても変な形でしたが、断面は雲形定規のよう。角はないけどだいぶ尖ってますね。
立体なのに(だから?)どういう経路を辿ったら良いかわからない…成り行きでぐるっと回りました。
「学びの道」「創造の道」はスロープ状で、外周はガラス張り・反対側は壁面本棚というつくりになっており、図書館としてはかなり異質な構造でした(残念ながら図書コーナーは撮影禁止だったため写真がありません)。
2階・3階にはテラス席も。1階のカフェのテラス席と繋がっているので飲食持ち込みできるようです。このへんも図書館としては珍しい。
この太田駅は東武鉄道の伊勢崎線・桐生線・小泉線が乗り入れており、それぞれ起点・終点駅になっているいわゆるターミナル駅。
それなりに乗降客も多いのに、駅前の商業施設も数年前に潰れて一服するカフェすらない駅でした。
そんな暇潰し難民の救済とも呼べる、1階のカフェと雑誌コーナー!
ソファ席も多く、最新の雑誌類が揃っているので30分くらいの待ち時間は余裕です。
各地で開催されているイベントのリーフレットや、ちょっと小洒落たお土産コーナーも。
せっかくなので、お土産に太田市に本社を構える自動車メーカー・スバルの焼き菓子を買いました。
(瓦せんべい風味ってなんだ)
ここまで回って、あっという間に30分が経過。
美術展示のほうまで見て回れなかったので、これは次の機会に。
さも地元のように語りましたが実は太田駅は隣町なので、地元の駅も利用しやすいようにがんばってほしいなと思うのでした。