初めてのたらし込みアート

2023-03-24

「アート体験ができる施設をインスタで見付けたんだけど、行かない?」と友人からお誘いをもらい、行きたい!と二つ返事で先日行ってきました。

押上にあるCreaBase(クレアベース)というお店で、カフェを併設しているなんともオシャレな空間です。
元々建築の施工現場で出る廃材を再利用し、新たな価値を与えるというテーマでオープンしたお店だそう。
上の階には屋内グランピング宿泊施設もあり、都内でアクセスも良く友達とワイワイ出来て楽しそうですね。
他にも新宿御苑店、下北沢店もあります。

体験できるワークショップは今回やったたらし込みアートの他、アルコールインクアート、テクスチャーアート、チョークアート、水墨画など自由に表現出来るものもあれば、ゴッホ・モネ・クリムトなどの画家の絵をタッチを真似しながら描けるコースもあり、どんな人でも取っ付きやすくなっています。

他にもクラフト系の陶芸、彫金、鉄工クラフト(これは後日追加されるそう)など、家じゃ絶対出来ないようなコースばかり。
アクションペインティングという、壁に絵の具を投げて絵を描いていくジャクソン・ポロック風のワークショップなんかは、いいストレス発散になりそうです。

費用はコースによって様々ですが、2時間で5,000円程度が多い印象でした。作品は当日中に乾かない物が多いので後日着払いで送ってくれます。
ちょっと高いな?と思われるかもしれませんが、カフェを併設してるだけありドリンク飲み放題でアルコールもあるし、エプロンなどの持ち物は一切なく手ぶらでOK。と思うと納得の金額でした。
年齢制限が18歳以上の物がほとんどですが、中には小学生以上なら参加できるコースもありました。

先にお見せしてしまうと、完成したのがこちらです。
土曜日に行って翌火曜日に届いたので、乾くの結構早いですね。

こんな風に、コップに集めた絵の具をキャンバスにあけ、わーっとたらし込んでいきます。
(画面がグラついており見にくくてすいません)
これだけ見ると2時間もかかる?と思いますが、絵の具選びやらコップに入れる順番やら、考える部分が少しあるのでそこそこかかりました。

まずはアクリル絵具から好きな色を5色チョイスするのですが、紙パレットをもらえるのでここでウンウン悩みます。
あらかじめ青系にする事は決めていたので、合う色を探っていきます。


当日は武蔵野美術大学の現役生の方が教えてくれたのですが、白か黒を混ぜると上手くまとまるので必ず入れてくださいとの事。
ほとんどの人は白にしていると聞き、人と同じことをしたくない性格のため黒を選びました(笑)

色が決定したら、メディウムというツヤの出る液体と混ぜます。

一緒に行った友人達はこんな感じでした。

ここまで出来たら、それを1つのカップに入れます。
1周で全部入れると色が混ざりきらず大きめのマーブルになったり、2周にするとかなり混ざったり、カップに先に入れる色が大きめに発色したりするらしいです。
この辺はもうどうなるか分からないので、フィーリングで考えます。
で、冒頭の動画に上げたようにひっくり返して、わーっとやったら完成!

そのままでもいいんですが、更に上から絵の具を垂らしたり後で多少いじれます。


手前が私と友人のグループ、奥が大学生らしき男女のグループでした。
お酒が入ってるので(笑)終わってから知らない人同士で机を回り「この組み合わせイイ!」とか「この辺の色味やば!」とか、褒め褒め大会になって楽しかったです。


終わると手が大学生の頃に戻ったようでした。
いつもパソコンと向き合っているので、アナログの良さは忘れずにいきたいですね。
終わってからすぐ「次はアルコールインクアートやりたい!」という話になり、また今度行ってこようと思います。

もうすぐ新年度を迎える季節になりましたが、心機一転、新しい事にチャレンジしてみてはどうでしょう?

皆さんも、ぜひ!