子供の頃によく行った場所に遊びに行くと、記憶より随分小さかったり、そこまで面白くなかったり…
ちょっと残念な思いをしますよね。
でも大人になっても楽しめる、昔懐かしの場所があるんです。
コニカミノルタプラネタリウム!
池袋サンシャイン内の「満天」は2004年からやっているようですが、去年リニューアルしたのも手伝い先日ようやく行ってこれました。
「満天」といえばもちもちのソファー「雲シート」と寝転ぶタイプの「芝シート」が有名で、ぜひここに寝転んでみたい…!
リニューアルした際、芝シートは体に負担がかからないエアウィーヴに変わったそうで、これは期待大。
雲シート5席、芝シート3席限定なので早い者勝ち。近しい日程を予約しようとすると、この2つはもう予約済みばかりでした。
もちろんリクライニング式の一般シートもあり、こちらは若干お安めに設定されています。
演目は映画のように1日に何本も上映しており、有名な「銀河鉄道の夜」や東京の夜を切り取ったシティー感ある作品も。
https://planetarium.konicaminolta.jp/manten/program/
私は美しい音楽でリフレッシュできるという「星宙(ホシゾラ)の未来花(ミライカ)music byスキマスイッチ」にしました。講演時間は45分。
(こちらの作品は9/23で終了したようです)
一緒に行った夫には黙っていたため、扉が開いた途端「変なシートがある!」「あそこでーす」「凄いじゃん!」とテンションMAX。
これは子供でなくとも楽しいですよね。
芝シートは横になると一瞬でリラックスモードになれるほど気持ちの良いマットレスで、もちもちのクッションが2個あり、枕にしたり、抱いたり、ご自由にどうぞといった感じ。
マスコットキャラクター「スタリウム」がコソッと足元にいるのが可愛いです。
作品が始まると流れる流れる綺麗な映像…
半球のスクリーンを寝そべって下から見るなんて、ここでしか味わえない体験です。
魚眼レンズで夜のビル群を覗いたような映像にスキマスイッチさんの幻想的な音楽が合わさり、子供の頃に近所の施設で見たプラネタリウムとは、もはや別物。
6台構成のレーザープロジェクターで臨場感のある8K映像を楽しめます。
綺麗な映像だけで終わるかと思いきや、プラネタリウムらしく星の解説コーナーが始まります。
そうそう、これこれ!この解説結構好きなんですよね。この演目では超ど定番のオリオン座でした。
星の光は過去に光ったものが今見えており、その星と地球の距離によってどれだけ昔に光ったかが変わります。
例えば左上の「ベテルギウス」は約642光年なので室町時代に光ったものが今見えている事になるんだそうです。ふわ〜!!
子供の頃に当たり前に耳にしている話だと思いますが、今改めて教わるとなかなか感慨深いものがあります。
右下の「リゲル」なんて864.3光年離れているので、平安時代ですね…
平面的に見えていても、こういう話を聞くと規模の大きい立体だという事がよく分かります。
星はロマンあっていいですね!大変面白かったです。
凄いね!などと小声で言おうかと横にいる夫を見ると…そう、寝ています。
寝てしまうんですこれ…
気持ちのいいマットレス、静かな音楽、薄暗い照明、ナレーションもひっそりと語りかけるような音量で、、
寝るのにここまで最適な環境があるでしょうか、いや無い(反語)
かくいう私も1/3程度寝てしまいました。すごく気持ち良かったです…
(SNSで寝てしまった事を呟いたら、同意コメントを5名ほどいただきました。みんな寝とるがな)
ここまで短時間でリラックスできる施設は他に無いんじゃないかってくらい、色んな意味でいい45分を過ごしました。
ヒールで歩き倒した後だったので足の疲れも取れて最高でした。
スカイツリーは「天空」有楽町は「プラネタリア TOKYO」という名前だそうです。
リラックスしたい時のレパートリーに、ぜひ!