先日行ってきた、栃木県宇都宮市の大谷資料館をご紹介します。
個人的に今年の夏は、ボヤボヤしているうちに終わっちまった感があったのですが、TVで『天空の城ラピュタ』を見ているうち、何だか居ても立っても居られない気分に。
このままでは夏が終わってしまう…
TV『最後のチャンスだ、すり抜けながらかっさらえ!』
はい!!!
8月最後の週末に、前から気になっていた『大谷資料館』に行くことを決めました。
『明日宇都宮に行くぞ……40秒で支度しな!(言いたかった)』
『えぇ!?、宿題終わってないから無理〜』
むむ、残念ながら息子は今回同行できず…。
翌朝、資料館の開館時間9時より前に着くため、始発電車に乗り込みました。
自分は東武線利用者なので、東武宇都宮駅で下車し、ここから路線バスをを利用します。
駅から徒歩2〜3分の『東武駅前』バス停から『関東自動車 45大谷・立岩行き』に乗車〜『資料館前』まで向かいます。
ちなみにこのバスは交通系ICカードに対応していないので、降車時に慌てたくない人は片道450円分の小銭を用意しておきましょう。
この『東武駅前』バス停、ナビサイトによっては大通りを渡った反対側が案内されるのでご注意を。
下の写真が正しい乗り場です。
約20分ほどの乗車中、段々と大谷石の塀、家、蔵が増えてきます。
立派な石材屋さんもちらほら。さすが大谷石の里! 気分が高まります。
バスの窓からはうまく写真に撮れず、残念でした。
予定通り『資料館入口』で降車しましたが、開館まで時間に余裕があったので、少し戻って『大谷景観公園』をぶらぶら。
大谷景観公園は、約300mにわたって、大谷石がむき出しになった切り立った岩壁が楽しめます。
…公園の端に『大谷景観公園』バス停がありました。公園を先に見るならここで降りれば良かったかも。
さてさて、9時が近づき資料館に向かいます。
10分前に着いたのですが、既に何人も並んでいました。
大谷資料館とは
■大谷資料館ホームページより
『大谷資料館の地下採掘場跡は、1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間です。その広さは、2万平方メートル(140m×150m)にもおよび、野球場が一つ入ってしまう大きさです。 なお、坑内の年平均気温は8℃前後で、地下の大きな冷蔵庫といった感じです。 戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在では、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めています。』
と、地下採掘場はかなり気温が低いことが、資料館ホームページや観光情報サイトでアナウンスされているため、みな上着を持参しています。
自分もできるだけ長居するつもりだったので、持ってきたフリースを羽織ります。
ようやく開館。入館料金800円を支払い、待望の坑内入口へ…。
そんなに深くはないようで、階段を少し下るとすぐに地下採掘場に。
『すごいや! ラピュタは本当にあったんだ!』(地下採掘場です)
いきなり古代の遺跡のような光景が目の前に広がります。
見学可能エリアは普通30〜40分くらいで回れてしまうそうなので、自分は敢えてズンズン進まずに、キョロキョロ、バチバチ写真を撮りまくりながら少しづつ階段を下りていきます。
ちなみに坑内は全体的に暗く、三脚禁止ということもあり、割り切ってスマホのみで撮影しています。
上からの水滴が直撃することも多々ありましたので、一眼レフ等を使う方は気をつけてください。
幻想的にライトアップされた場所やアート作品があったりと、色々演出されていますので
古代遺跡か? ゲームの中の神殿か? はたまた悪の組織の秘密基地か? と様々な妄想で非現実的な空間を楽しむことができました。
坑内の何箇所かに『この場所で、映画◯◯◯が〜』『ミュージシャンのPVで〜』等の説明がありましたので、作品を知っている方はより楽しめそうです。
休日だったこともあってか10時頃から続々と見学者が増え始め、観光バスの団体客や説明のガイドさんの声などで結構にぎやかになりますので、神秘的な雰囲気を堪能したい方は、開館早々に入ることをオススメします。
坑内の本日の気温12℃。
自分は1時間半くらい滞在したので結構体が冷えました。地上に出たら『暑いってこんなに良いことなんだ』と思ったほど。
宇都宮近辺を観光する方、餃子も良いですが大谷資料館も良いですよ!