8月も終わりですね。
若干風を涼しく感じたと思えば、蒸すような暑さが戻ってきたり、過ごしにくい今日この頃。
一服の涼をどうぞ。
金魚をモチーフにした作品で有名な深堀隆介さんの作品展に行ってきました。
写真を見て「あれ?日にちと曜日が合ってなくね?」と思ったあなた、正解!
実は行ったのは去年です。
会期中に深堀さんがライブペインティングで描かれた絵がお出迎え。
作品のほとんどはあたりまえですが撮影禁止なので、ここではご紹介できませんが
最後に「平成しんちう屋」という、一部屋まるごと金魚屋に見立てたインスタレーションがあり、そこは撮影が許可されていたので、いくつかお見せします。
「しんちう屋」とは江戸時代に実在した金魚屋の名前だそうで、金魚屋さんのなつかしい感じ、わくわくする感じ、夜の露天の妖しい雰囲気が部屋いっぱいに広がった楽しい空間でした。
金魚は絵です。
絵です。
絵なんです!
ちょっと傾けるとわかりやすいでしょうか?
樹脂の上に描き、樹脂を流し込み、また描き、流し込み、を繰り返し、水の中でいきいきと泳ぐ金魚が生まれる。そんな制作手順を何度聞いても、目の前の金魚は生きているようにしか見えない。
いや、ほんとに、美しい!隣で観ていた小学生らしき女の子が「お母さん、私これほしい」とつぶやきました。はげしく同意!おばさんも欲しいよ!と話しかけたくなりましたがぐっと我慢。
これも…
横から見るとこんな感じです。欲しい!
おまけ
木彫りの熊に咥えられる金魚。ちょいちょいこんな面白い作品も顔を出します。
作品展の場所は平塚美術館。去年の夏休みに行ったのですが、平日にもかかわらず若男女がたくさん観に来ていました。性別年齢を問わず人気なんですね。そしてみんな金魚も好きなのだろうな…。
平成しんちう屋は、全国を巡回しているらしく9月7日からは山形で公開されるようです。
https://www.manabiaterrace.jp/event/art-gallery/fukahoririusuke/
またどこかで出会うかもしれませんね。