売ってなければ作ればいいじゃない

2025-03-14

2021年夏に生まれて保育園に入園した娘が、早いもので4月から年少さんになります。
今までの0〜2歳児クラスは赤ちゃん扱いで行事が無く、着替えやオムツ等の支度は親がすべて行っていました。が、進級後の3〜5歳児クラスでは一気にお兄さんお姉さん扱い。運動会や遠足に発表会などの行事があり、支度も1人ですべて行えるよう少しずつ準備が始まります。

そこで買ってきてくださいと言われたアイテムが水筒。軽いプラスチックタイプ・重い魔法瓶タイプ、キャラクター物・無地、容量も色々あってさぁ何がいいのか分かりません。
友人に相談した所「夏は冷たい方が良いしたくさん飲むから長く使える大容量の魔法瓶タイプがいい」「サーモスなら軽い」とアドバイスをもらい、早速ゲットしました。

保育園でよく先生から言われるセリフNo.1「お家で練習して使えるようになってから期日までに持って来てください。」こっちが毎日仕事してるの分かってるよね?と思わず返したくなるお決まりのヤツを今回も言われたため練習するも、やっぱり重いのかゴトン!と何度も落とします。
こりゃそのうち壊れそうだし、「自分のが分かるように」とも言われたので何か目印になるカバーを用意する事に。
本人が扱いやすいようにカバーに蓋がなく、かつ気に入る物を探しましたが売っておらず。
つ、作るか…

という事で用意したのがこちら

・表布(厚手のオックス地)
・裏布(キルト地)
・マジックテープ
・カバンテープ

最近本人がどハマりしている「ちいかわ」のハギレをメルカリで探し、どの柄がいいか選んでもらいました。ゆめかわいい。
落とさないよう取手を左右に付けようと思います。せっかく作るのでどこかしらカスタマイズするのがちょっと楽しく、また上手くいくかドキドキする所でもあります。
さて、やっていきましょう。

①上部を少しあけて縫い、縫い代をアイロンで割る
②縫いやすいよう、下部を一周ぐるっと1cm間隔で浅くハサミを入れる
③底面が縫いにくいため、しつけ縫いをしてからミシンで縫う
 

④布をひっくり返しやすいよう、再度ハサミを入れる
⑤表布と裏布を合体して上部を一周縫う
⑥布をひっくり返す
 

⑦カバンテープを挟み込み、一周縫う
⑧先程のカバンテープ裏にマジックテープを付ける
⑨裏はこんな感じ
 

両手に持ち手を付けたら完成です。
なんか、ちょっと、いびつ!
しかも裏のキルト地に厚みがあるからか、思ったより長さが短くなってしまいました。こういう所は経験が浅いので難しいですね。
そんな事で少し落ち込みながら本人に渡した所、よほど気に入ったのかその晩は抱いて寝ていました。

作り方はこちらの動画を参考にしました。

今まで保育園用に手作りした物で地味に気に入っているのがこのスイカ柄の毛布カバー。
育休中だったので無駄に気合を入れて赤と黄色の2種作りました。

名札や、毛布が動かないよう内側に取り付けるマジックテープの位置、スナップボタンの大きさや位置まで細かく指定があったため手作りするしかなく。
家に母を呼んで娘をあやしてもらいながら1日で一気に作った記憶があります。

こちらの布はリアルファブリックさんというお店で見付けた「隠れうさぎ」がいる柄で、本人も0歳でまだ気に入るキャラクターもなかったため面白そうという理由でチョイスしました。
このお店、普通の布屋さんと違って柄と布の種類を選ぶとプリントしてくれる形式。通常の布屋さんに売っている柄物の布は綿しかなく、でも綿はシワになってしまう。ドラム式洗濯機で洗濯からノンストップで乾燥までかけてもシワになりにくいポリエステルは無地しかない…うーん!と悩んでいた所こちらのお店を見付け、柄物でポリエステルの布を無事ゲット出来たのでした。

娘がお友達とうさぎを見付けて楽しんでもらえたら、と思ったのですが進級する毎に新しい先生から「うさぎ見付けました!」と報告をいただくので、なんだかクラスで楽しんでもらえているようで苦労して作ったかいがありました。

最近は若い女性の間で編み物がブームらしく、100円均一の毛糸の棚が空っぽだったり、電車内で編んでいる女性も見掛けました。
スマホを触るより有意義な時間が過ごせる・無心になれる・推し活グッズを作りたい・唯一無二の物が出来上がる事が楽しい…だそうで。
手を動かして欲しい物を生み出すクラフト欲と言うんでしょうか、そういうの凄くよく分かります。
ずっと座りっぱなしで疲れましたが、達成感もあって楽しかったのでまた機会があればチャレンジしてみたいと思います。