トヨタ博物館に行ってきました

2024-10-18

もう10月も半ばなのに
8月の話で恐縮です。

今年の夏休みの家族旅行として
夫と息子の趣味を尊重し
「トヨタ博物館」に行ってきました。

場所は愛知県長久手市。

開館とともに入館したかったので
前日夜に長久手市から
ちょっと離れた安城市に前乗り宿泊。
(旅行日程をギリギリに決めたので
ホテル探しに難儀しました)

朝、安城市から
長久手市までの道中に
トヨタやグループ会社の
工場やら施設やらが
あちらこちらに!
さすがトヨタのお膝元だと
ワクワク感が高まりました。

9時半開館のところ、
10時前に駐車場につき
ちょっと出遅れたかなと思ったら
案の定、広大な駐車場はほぼ満車。

それにしてもカメラのレンズに収まりきらない広さ!

入館して、まずは「クルマ館」へ。

トヨタ初の乗用車
「トヨタAA型乗用車(1936)」がお出迎え。
この頃は「豊田-TOYODA-」
トヨ「タ」じゃなくて
トヨ「ダ」だったんですね。

さて、そのトヨタAA型乗用車に
見送られながら2階へ!

ガソリン自動車の第一号といわれる
ベンツの三輪車!
時速15kmの走行が可能とか。
早いの?遅いの?

これまたベンツによる
史上初の量産型車(1894)
ベンツ博士一家の写真が添えられています
(画像右下)
この頃はまだ“メルセデス”ではない。


なんと日本の人力車(1869年_明治2年)も
展示してありました。
日本各地への普及のみならず、
東南アジア各地にも輸出されていたそう。

と、こんな具合に
国内、海外問わず
1890年代から現在までの
ざまざまなメーカーの車が
所狭しと並んでいて
それはそれは壮観です。

夫が驚嘆していたのがこちら「タッカー」

この「タッカー」は幻の車として
有名だったけれども
まさか実物を見ることができるとは!
と申しておりました。
1988年に実話をもとに
映画化もされているようです。
(監督はコッポラ!)

私が気になった車はこちら

逆三輪車?
なんだか安定感悪そうだけど
形といい、色合いといい
可愛い!

高校生の息子はどの車を見ても
「すげー」「かっけー」で興奮状態でした。
このグロリアは特に気に入っていた様子。
昔の国産車好きということもあり
食い入るように見入ってました。

息子は「この車はね…」と
エンジンの話や馬力の話や、
何気筒だのなんだのと
いろいろウンチクを話してくれるのですが
私はといえば、そういうことが
頭にさっぱり入ってこず
もっぱら車のデザインや
カーマスコット、バッジなどが面白く
そんなところばっかりを
見て回っておりました。

やっぱり1960年代ごろまでの
デザインが好きだ〜!

途中お昼をはさんだものの
クルマ館を見終わったのが16時。
あと閉館まで1時間しかないのに
まだ「文化館」も
「ミュージアムショップ」も
行けてない!

あたふたしながら
「文化館」へ。
ここには車にまつわる
さまざまなものが展示してあって
とても1時間じゃ足りなかったので
またいつか来なければ(泣)
とりあえず駆け足で見たものだけ紹介します。

膨大なカーマスコットコレクション。


そしてカーバッジコレクション。

面白かったのが、
このメーカー不明のバッジコーナー。

ナガオ様が
いくつか情報提供されているのですが
なんでこんなの知ってるの!?
ナガオ様すごい。

車のパンフレット展示コーナーにあった
「ホンダ シティ」のパンフレット。
小学校のときに、男子たちが
このCMのマネをしていたな〜なつかしい〜
と思っていたら、音楽コーナーに
CMに出演したマッドネスによる
イメージソングのEPレコードが!
こんなのまで見せてくれるなんて!
ありがたや!悶絶。

さて、急いで
ミュージアムショップへ行き
お土産を物色。


松本秀実さん、
佐原輝夫さん、
岡本三紀夫さんの
トヨタ博物館での個展の図録を購入。
旅から帰ってから、
この素晴らしい絵を鑑賞して
しばらく余韻に浸りました。

どうやら
トヨタ博物館のバックヤードには
膨大な自動車が収納されているらしく
一定期間で展示内容がかわるそうなので
また来たい!
ぜんぜん時間が足りなかった…

そして愛知まで行ったにもかかわらず
名古屋へ行かなかったので
つぎは絶対名古屋に行って
味噌カツを食べるぞ!
と思いながら
岡崎の八丁味噌を買って
帰ってきました。

それにしても
自動車が生まれたときから
自動車にかける人々の熱意を
ひしひしと感じることができた
トヨタ博物館でした。