童心にかえり、昆虫に触れる

2024-09-20

先月末、横浜赤レンガ倉庫で開催していた「体感するファーブル昆虫展 in横浜赤レンガ倉庫」に行ってきました(現在は展示終了しています)。
わたしが物心ついて初めて抱いた夢が「昆虫博士」だったこともあり、「会期中なにが何でも絶対に行くぞ!」と意気込むほど楽しみにしていた展示です。

ファーブル(本名:ジャン=アンリ・カジミール・ファーブル)は19世紀〜20世紀初頭に生きたフランスの博物学者。昆虫研究の先駆者であり、研究成果をまとめた書物「ファーブル昆虫記」は、小学校低学年のときによく図書室で愛読していました。

ここでわたしが個人的に興味を惹かれた展示をいくつかご紹介(※以降リアル昆虫が多々出てきますので苦手な方は閲覧ご注意ください)。

まずは世界の昆虫の標本たち!
ここに載せきれない量の標本が展示されており、日本では絶対に見かけないようなBIGサイズなものからド派手な色のものまで、さまざまな昆虫たちが展示されていました。

つづいてヘラクレスオオカブトと記念撮影ができるブースをご紹介。
1組40秒(うろ覚えですが…)という制限のなかで、ヘラクレスオオカブトと写真を撮ったり背中を撫でる程度であれば触れ合ってもよいとのことで、じっくり堪能させてもらいました。

初めて生のヘラクレスオオカブトを見ましたが、日本のカブトムシの2倍くらいの大きさはあったと思います。
屈強な見た目をしていますが、顔はとってもかわいいんですよ(いい感じの写真がなく、分かりづらくてすみません)…!

最後に紹介するのは、40秒では触れ合い足りないわたしにとって天国のような場所「昆虫ふれあいの森」です。
鶏小屋のようなネットに囲まれたスペースのなかに6つほどブースがあり、それぞれにカブトムシやクワガタが大量に放し飼いされていて、その子たちと触れ合うことができるという企画です。
小屋の外には入場を待つ人たちの列ができており、今回の目玉展示であることがうかがえました。

順番を待ち、ついに入場。
こちらも4分ほどの時間制限が設けられていましたが、ヘラクレスオオカブトの6倍触れ合えると思うと、ワクワクが止まりませんでした。

入ってすぐ触れ合ったのはこの子。
オーソドックスな日本のカブトムシですが、やや大ぶりで立派なサイズの子でした。

ただこの子、とても力が強く、時間になって元の場所に戻そうとしてもなかなか離してくれませんでした…(スタッフさんに助けてもらいなんとか離れることができました笑)。

ここで終わりかと思いきや、わたしには4分では物足りず、並び直して2周目に突入。
前回は1匹のカブトムシに付きっきりだったので、今回はクワガタと触れ合ってみました。

触れ合ったのはこのノコギリクワガタ。

カブトムシに比べると小ぶりですが、その大顎に挟まれるととんでもない目に遭うとかないとか…。
わたしが触れ合った子はわりと温厚な性格だったのでそのような目には遭いませんでしたが、ちょっと遭ってみたかった気もします笑

なんだかんだであっという間に時間になり、小屋から退出。
もっといたい気もありましたが、ぐっとこらえて出口へ。
出口付近に物販スペースもありましたが、ビビッとくるものがなかったのでそのまま会場を後にしました。

カブトムシやクワガタときちんと触れ合ったのが中学生ぶりだったので、懐かしい気持ちになったと同時に改めて「今も昆虫好きだなあ…。」としみじみきてしまいました。
違う場所でも今後同じような展示が開催された際は、また参加したいです。