「文房具を買いに」
この本を読んだ2000年代初頭は
洒落た文房具といえば
欧米製のものでした。
この本を読んで、
雑貨のセレクトショップで
ミランの電卓を買ったなあ…
(ミランはたしかスペインのメーカーです)
日本の文房具は
機能や性能は優れているのですが、
デザインがイマイチなものが
多かったように記憶しています。
でも、海外製のやや高めのボールペンを買うと
(例えば、カランダッシュとか)
レフィルの取り替えが面倒だったり
そういうのに限って無くしてしまったり。
大人のたしなみとして
万年筆を買ってみるも
インキの乾きが遅いのが性に合わず
引き出しにしまったまま
ペン先がガビガビに。
そう思うと、
学生の頃から
ずーっと、
自分にぴったりくる文房具を
探し続けているような気がします。
10年前くらい(もっと前かも?)
ボールペン界に
パイロット「フリクション」と
三菱鉛筆「ジェットストリーム」が
彗星の如く現れると
その機能性のすばらしさに
家中のボールペンはその2択になりました。
デザイン性とか楽しさとか
しばし忘れておりました。
しかし、最近私の中で
「やっぱり、書くことを楽しみたい」
という気持ちが再燃。
また文房具探しの日々が始まりました。
皆さんは「OKB48」をご存知でしょうか?
“「お気に入りボールペン総選挙」、通称「OKB48総選挙」”
昨年末に12回目を迎えたこの大会。
1位は不動のジェットストリームなのですが
新しい風が追い上げており、毎回ワクワク見守っています。
この影響でいくつかボールペンを購入、
気がついたら1位から5位まで持ってました。
(4位のぺんてるエナージェルインフリーは持ってないですが)
最初にハマったのは
ゼブラ「ブレン」。
これは見た目がストライクでした。
佐藤オオキによるデザインは
シンプルながらも、
手にフィットする絶妙なラインが美しい。
昨今のくすみカラー、
マット質感のペンの流行りは
ブレンから始まっているのではないかと思います。
たぶん。
文房具屋さんで
ブレンの限定カラーが並んでいると
全部欲しくなる!
ポイントはこの楕円の軸でしょうか。
うーーーっ。かわいい。
しかし、私は出会ってしまったのです。
パイロット「ジュースアップ」に。
OKB48でここ数年話題になっている
このジュースアップ。
横目で見つつもスルーしていたのですが
この前文房具屋さんで、
つい試し書きをしてしまったら!
なんじゃこりゃーーー!
“ジュース”の名がつくだけある
インキのジューシーさ。
なのに、手についたりしない使い勝手のよさ。
私の手帳用ペンの座はブレンから
ジュースアップへとあけ渡されました。
ジュースアップと並ぶは
ゼブラ「マイルドライナー」。
これも巷で人気!
やさしい色合いのラインマーカーです。
書いた文字の上をなぞっても
色が邪魔をしないから
いい感じの紙面になるのです。
そんなこんなで
ペン入れの中は膨れ上がるばかり
最近は記録にスマホやタブレットを使うことが多く
書くことも減っているので
いろんなペンが消化しずらい!
だけど、ほしい!
息子が中2のとき
誕生日に「いいペンがほしい」というので
買ってあげたのがこれです。
けっこう、何日もかけて何にするか悩み
買いに行った文房具屋さんでも
小一時間悩んだ結果のこのペンです。
大事に大事に使っているようです。
また学生になって、
たくさんノートにいろいろ書きたいな〜
そんなことを言うと
どこかから
「書けばいいじゃん」と
聞こえてきそうですね。
明日は休日。
エナージェルインフリーを見に
また文房具屋さんへ行ってみようかと思います。