焼きたてベーグルはいかが?

2022-08-05

みなさん朝はご飯派ですか?パン派ですか?
私はパン派です。

実家で暮らしていた頃はご飯派だったのですが
10年前に一人暮らしを始めた時、ホームベーカリーを買ってから
パン作りにハマってしまい、それから自分で作ったパンを朝食に食べるというのが習慣になりました。

いまよりもパン作り熱が高かった頃は、週末のたびに食パンからロールパン、
菓子パンまであらゆるパンを作っていました。
↓過去に作ったパンたち

パンの発酵に使うイースト菌(酵母菌)を自分で作ってみたこともありました。
(温度管理が難しく失敗しました泣)

そんなパン作りの紆余曲折を経て、
私の定番として定着したのが「ベーグル」です。
もうここ5年以上、朝食パンといえばベーグルしか作りません。

ベーグルの良いところは材料がとにかくシンプルなこと。
小麦粉、砂糖、塩、水、イースト しか使いません。
(普通の食パンなら、さらに牛乳や卵やバターを使います)

今日は私の週末ルーティン「ベーグル作り」の様子をお伝えしようと思います。

①まずは材料の計量。
砂糖16g、塩6g、水220ml、強力粉400g、ドライイースト2g
毎週つくるので暗記しています。

ホームベーカリーの容器でそのまま計ります。

ちなみに、ベーグルを作るときは美味しい強力粉にこだわった方がよいです。
材料がシンプルな分、粉次第で味がかなり変わります。
私は北海道産の「ゆめちから」を使っています。

国産強力粉のなかでも比較的リーズナブルだと思います。
美味しいです。

②材料をホームベーカリーにセット。
こねから一次発酵までホームベーカリーにお任せします。

ここで「そうだ!ごま入りベーグルにしよう!」と思いついたので
急きょ黒ごまをいれました。
分量は適当です。

③90分後、ホームベーカリーから一次発酵が終わるブザーが鳴りました。
ホームベーカリーから生地を取り出します。

一次発酵直後の生地はふっかふかで、赤ちゃんのほっぺを触っている感覚です…幸
ずっと触っていたいところですが生地が乾燥しないうちに、手際よく8等分に切り分けます。

この時点では生地の引きが強く成形できないので
少し休ませてから輪っかの形を作ります。

④成形できたら二次発酵!
オーブンで35℃、30分です。

⑤二次発酵ができたら、ここからがベーグル特有の工程「ケトリング」です。
一度オーブンから取り出し、生地を茹でます!
これによって発酵が止まり、ふわふわパンとは違う、目の詰まったムチムチ食感のベーグルが出来上がります。

表面の照りを良くするため、お湯に「モラセス」という糖蜜を大さじ2ほど入れます。
モラセス自体は黒蜜みたいな味がしますが、お砂糖やハチミツでも仕上がりの味はそんなに変わりません。
ただし、表面がパリッと仕上がるのと、なんとなく本格派な気持ちになれるので、私はモラセスを使います。

⑥いよいよ焼成!
オーブンを200℃にセットして、20分焼きます。
パンの香ばしい香りがほんのりキッチンに広がります。

⑦焼きあがったら完成!!

完全に冷めるまで待って、冷凍します。
お腹が空いている場合は焼き立てをつまみ食いします。

冷凍したベーグルは、ちょっと水で濡らしてから
トースターなどで焼くとモチモチになりますよ。
シンプルなのでクリームチーズでもバターでもジャムでも、なんでもあいます!

ホームベーカリーがあっても、ちょっと手間がかかるパン作りですが
手作りパンの美味しさは格別です。
暑い夏に、お家で出来るお楽しみの一つとして、ぜひ挑戦してみてはいががでしょうか!