日光徳川ランド

2022-05-20

今年のGWは久しぶりに家族でどこかに行ってみようか?という話になり
なんとなく「やや近いから」という理由だけで日光に決まりました。

中3の息子は小学校の修学旅行が日光だったので記憶も新しいですが
私はウン10年前の中学の修学旅行で行ったきりなので
すべて忘却のかなた。
これっぽっちもなにも覚えていないまっさらな状態で挑みました。

結果、行って正解でした!
面白かった!!

では、その時のお話をば。

まず、日光山に入る手前にあるこの素敵な橋。
なんと、渡るのが有料のためか人もまばら。
この写真から外れた場所には人がわんさか歩いています。


日光の社寺は
日光東照宮のほか日光山輪王寺、
二荒山神社などなど
まるごと世界文化遺産に登録されているそうです。
朝、ここにたどりついたときは
全部観る気でいましたが、
結局

だったんです。
東照宮のあれこれがあまりにも濃密だったので
時間がかかってしまい、夕方にはぐったりでした。

話は戻り、
そんな東照宮にいざ!

入ってすぐにこの狩野探幽が描き、
彫刻にしたという象に出会って一目惚れ。
なんて素敵な象!
その向かい側にはかの有名な

見ざる言わざる聞かざるがいた!と思ったら
なんだか猿がいっぱい!
なんでも神馬をつなぐ厩に
猿の一生を8面の彫刻にしているのだとか。
三猿よりかわいい猿がいっぱい。
中学校のときに観たはずなのに
まったく記憶にない!

さあ、鳥居をくぐりますよ!
老いも若きも、みな礼をして入っていく。

葵の御紋がバーン!
5つも!

そして陽明門に入るために行列が。

門の中に入ろうとしたら、左右にこってりと濃い彫刻がずらり。
ここをじっくり観てまた時間をくってしまいました。

いやだってすごいんですよ。
大きいのだと2メートル四方の一枚板を
彫り上げているというじゃありませんか。

さあ、今度こそ門に入ろう。
ん?ん!?
なんかすごいんですけど!

量がすごい!
にぎやか!


細部まで!

しつこい!

門にびっしり霊獣と人間の彫刻が!
もう、これだけでひとつの世界。
楽しくて楽しくて時がたつのを忘れました。

おっと、進まねば。
家康が眠る奥宮の入り口で眠り猫にばったり。

ちっちゃくて見逃しそうになったうえ
ずんずん進む人の波で
長く立ち止まることもできず。
これから「270段の階段を登る」って
だれも教えてくれなかったので
登っても登ってもたどりつかず
みな息ハアハアしているところにこの看板。

この状況だとなんかじわっと効く言葉だなあと思いました。


ようやく家康のお墓に辿り着き
中に入れないので遠巻きに眺める。
立派なお獅子が守ってらっしゃる。
また階段を降りて今度は本社へ。

ん?ん!?
またもや濃厚な門が。

白いけど、濃い。

この他、本社の中や薬師堂の鳴龍やらも入れましたが
撮影禁止でした。
あ、そうそう

たくさんの樽酒も見ました。
こんなに間近で見たことがなかったですが
樽酒のデザインって、カッコいい!
どうやって版下データ作って
どうやって印刷しているんだ?
と、つい職業病が出る。

この亀状になった石がいっぱいあちこちにあったんですが
頭や手足になってる石は誰かが置いているらしく
子供たちがいじって遊んでいました。

東照宮がこんなにすごいことになっていたとは。
私の思い出としては、
昔はこんなに鮮やかではなかった気がするんですが
何度も大規模に修復して
美しさを維持しているんでしょうね。
恐れ入りました。

こんどはまた別の社寺に伺います。
と誓い、日光をあとにしました。