レンズ豆か玄米か

2021-05-21

海外の食材や日用品の、スタイリッシュでキッチュでポップな英語のパッケージに無性に惹かれます。ゆえに「毎日通いたい。むしろここに住みたい」とうくらい海外の大型量販店やスーパーマーケットに目が無い私なのですが、自粛期間中に通販を活用するようになったのをきっかけにハマったのがアメリカの通販サイト「iHerb(アイハーブ)」です。渡航せずして海外の食品、コスメ、サプリメントや日用雑貨を手軽に購入できます。しかも商品のほとんどが自然由来・オーガニックの視点でセレクトされたもの。日本の販売店を介さない個人輸入扱いになるため、質のいい製品がリーズナブルに手に入るのが一番の魅力です。

美容ブロガーさんが頻繁に紹介していて興味はあったのですが、私が知った当初は英語サイトしかなく、なかなか手が出せずにいました。いつの間にかサイトが日本語対応になり公式アプリもできていたので、お試しでヘアオイルや石鹸、有機インスタントコーヒーなどいくつか取り寄せてみたところ、日本製に劣らない品質の良さと手軽さにハマり、以来2ヶ月に1度のペースで日用品や食品を購入するほどに。商品はアメリカからまとめて発送されますが、1週間ほどで届くのがうれしい。パッケージもおしゃれで見てるだけでテンションあがる!なぜもっと早く利用しなかったのだろう…。

以前から気になっていたグルテンフリーパスタも注文してみました。(グルテンフリーについては過去記事をどうぞ)
小麦不使用のパスタは一般的なパスタに比べて若干お値段が高め。グルテンをどうしても摂りたくない場合「パスタ自体を食べない」という選択肢もあるのですが、私は小麦アレルギーがあるわけでもないのでご褒美的に食べています。美味しいですもんね〜、パスタ。

健康志向がトレンドのアメリカでは早くからグルテンフリーが注目されており、パスタの原料も小麦以外に白米や玄米、キヌア、マメ科の植物(枝豆、ひよこ豆、レンズ豆)など、さまざまな種類が販売されています。今回は「グルテンフリーパスタ」カテゴリーでランキング上位の2種類を食べ比べてみました。


上:ライス&レンズ豆パスタ(340g)
下:玄米パスタ(340g)


並べると色は結構違います。レンズ豆は黄色っぽく、玄米パスタは茶色です。


茹であがり。写真はありませんがこのあとそれぞれ同じソースに混ぜて食べました。

食感は米&レンズ豆はざらついていて、玄米はツルンとした舌触り。どちらがいいということもなく好みが分かれそう。ザラザラの食感のレンズ豆パスタは濃厚ソースによく絡みそうだし、なめらかな玄米パスタはオイル系のソースと相性が良さそうなので、パスタソースによって使い分けてもよいかもしれません。日本製のライスパスタも試したことがあるのですが、こちらの2種類のほうが食感も味も小麦パスタに近く、美味しかったです。

ただ、ひとつ気づいた点が…。当たり前といえば当たり前なのですが、食べた時に鼻に抜ける小麦独特の香りは全くありません。パンもケーキもうどんも「食べたい」「美味しい」と感じるのはあの小麦の香りの存在が大きいと感じました。味だけで言えばシンプルな小麦パスタに勝るものはないので、グルテンで不調が起きない人であれば入手しやすい普通のパスタをおすすめします。(紹介しといてなんですが)

ほかにもヘルシーな油として人気のグラスフェッドギー(バターオイル)やココナッツオイル、カカオパウダーなどもおすすめです。プライベードブランド商品もあり、砂糖や合成甘味料不使用・糖質カットのヘルシーなおやつも充実しています。YouTubeにiHerb購入品のレビュー動画もたくさん上がっていますので、みなさんも興味があればそれらを参考にしながら好みの商品を見つけてみてください。