スーパーフード!ボーンブロス

2020-10-09

昨年からゆるく進行中のグルテンフリーに始まり、いまの私の興味の筆頭は「美容食&健康食」。バターコーヒーを飲んだり、ファスティング(断食)をしたり、青汁を飲んだり、健康やアンチエイジングにまつわるさまざまな食事法を片っ端から試してみています。

そんななかで抜群に効果を感じているのが「飲む美容液」とも言われるボーンブロス。数年前からNYを中心に大流行、ハリウッドセレブも愛飲しているというこのスープ、私は声を大にして皆さんにおすすめしたい!毎日飲んでいますが、飲み始めてから肌がしっとりうるおい、髪もサラサラになりました。特に髪の毛は長年パサつきに悩まされていましたが、最近は「あれ?きのう高級シャンプー使ったっけ」というくらい調子がいいのです。

ボーンブロスとは?

ボーンブロススープとはいわゆる「骨の出汁」。魚のあら汁や焼肉店で出されるテールスープ、ラーメンの豚骨スープや韓国のサムゲタンなどをイメージしてもらうといいでしょうか。西洋では昔から治療にも使われてきた医学的効果の高いスープです。骨(ブロス)を長時間コトコト煮込むことで、ゼラチン、アミノ酸、ビタミン、ミネラルといったあらゆる栄養素が溶け出したスープは、まさに「飲む美容液」。液体なので肉をそのまま食べるより腸に負担をかけにくく、吸収されやすいというメリットも。

腸内環境の改善、抗炎症作用、疲労回復、免疫力の向上など、期待される効果も多岐にわたります。もちろん美肌・美容作用もあり!女性にはうれしい効能がたくさんのスーパーフードなのです。

早速作ってみましょう

作る際は牛のテールや豚のスペアリブ、鶏ガラやもみじ(鶏の足)などを使います。ここでは私がいまお気に入りの、入手しやすい骨付きの鶏肉を使ったチキンブロススープのレシピをご紹介します。作り方は基本的にはどの肉を使っても同じです。骨の髄が見えているものがベスト。ボーンブロスは煮込めば煮込むほど栄養分が抽出されるので、最低でも12時間、できれば24時間煮込むのが良いと言われます。しかし忙しい現代人にそんな時間の余裕はありませんし、なにより面倒。そこで圧力鍋の出番です。短時間で煮出せるので、私は圧力鍋を使い週末に一気に作りだめしておきます。

★必要な道具
・鍋(圧力鍋やスロークッカー。時間が売るほどある人は普通の鍋)
・スープを濾すためのザル
・余分な脂を取り除くためのお玉やスプーンなど
・保存容器(冷凍も可能)

★材料
鶏肉(骨付きの部位。手羽先や手羽元など)・・・1kgくらい
※「骨」を使うのがポイント!ここテストにでますよ!

玉ねぎ・・・・・1個
にんじん・・・・1本
セロリ・・・・・1本
トマト・・・・・1個
酢(りんご酢がおすすめ)・・・・・・大さじ2
水・・・・・・・1.5〜2Lくらい

★作りかた
・野菜はよく洗い、大きめに切る
・野菜と肉を鍋に入れ、ひたひたになるくらいの水とお酢を入れ煮込む(圧力鍋の場合は圧をかけてから15〜30分。普通の鍋なら半日〜1日)
・ザルで漉し、冷蔵庫で冷ます

これだけでいいの?というくらい簡単です。

圧力鍋で30分煮込めば、体にいい栄養素がぎゅっと詰まった黄金色のエキスの完成。鶏と野菜のやさしい味わいでそのままでもおいしいですが、お好みで塩胡椒などで味付けを。料理にも使える万能スープです。私はこのスープを朝食がわりに一杯飲んでいます。

生姜やにんにくを使うレシピもありますが、より洋風スープっぽい仕上がりになるこのトマト入りレシピがお気に入りです。好みでローリエなどハーブを入れるのもおすすめ。もちろん野菜は余ったくず野菜でもオーケーです。お酢もなしでもいいのですが、入れることでより骨に含まれたミネラルがスープに溶け出し、栄養豊富なスープができます。

いろいろな方法を試して自分の好みの味を探すのもおもしろいので、みなさんも我が家流ボーンブロスレシピを見つけてみてください。

次はスロージューサーがほしいなあ・・・健康への飽くなき探求はまだまだ続きます。
また効果的な方法があればシェアしますね!