ゥワッポ~ゥ!アジを釣り上げた!

2020-05-29

前回のブログで紹介した、自宅でできる謎解きキットを購入し「GWにやって次回のブログの記事にするぞ~☆」と息巻いていたのですが、いまだパッケージを開けられず届いた封筒に入ったままです。
活動自粛要請があったにしても、GWはおろか3月末からこれまで「何かをやっていた」という記憶があまりにも薄い。せっかく家の中で楽しめるものを買ったのにできていないなんて、一体何が起きたというのか…。

心当たりを探るべく、一行はどうぶつたちが暮らす無人島へと旅立ったのであった。

~Fin~

 

ということで。アイキャッチ画像でピンときた方もいらっしゃると思いますが、3月20日に発売された「あつまれ どうぶつの森(通称あつ森)」をプレイして時間が溶けてなくなった人です!
発売日の翌日に購入し、累計プレイ時間250時間以上!丸10日!何言ってるかよくわかりませんが、とりあえずとてもやりこみました。

GW明けに、こちらも話題の「リングフィットアドベンチャー」も当選し購入。プレイ時間の差が哀愁を放っています(毎日プレイしているはずなんですが)。

ネットニュースなどでも話題の渦中なのでご存知の方も多いのではないかと思いますがこのゲーム、コロナ疫禍の巣篭もり消費が後押しして、世界中にわたしのような人を量産しているダメ人間製造機と化しています。
一方で、自粛を余儀なくされたイベントを代替開催したり、長期休館中の美術館・博物館などが所蔵作品をゲーム内に再現できるコードを一般公開するなど、この状況下だからこそのプレイスタイルでポジティブな社会現象にもなっています。

 

そもそも「あつ森」って?
とある無人島に移住してきたプレイヤーが、ともに暮らす擬人化されたどうぶつたちとコミュニケーションを楽しむゲームです。できることは、釣り・昆虫採集・自身の部屋や島の模様替えなど。現実世界と連動した時間が流れ、ゲーム内にクリアという概念がありません。(だからこそ数百時間も溶けるのですが…)
今作のキャッチコピーは「何もないから、なんでもできる」。
まずは何もない無人島の名前をつけるところから始まります。「島」の読み方も変えられるのすごいなぁ。


島の名前って言ったらこれしかないですね。

 

住民を増やしながら島を発展させる
徐々にできることが増えていきます。テント生活から一戸建て住戸に住み替えたり、家具などを売る商店ができたり、川に橋を掛けたり…。
最初は2人だけだった住民は最大10人まで増やすことができ、コミューンが形成されていきます。

時にはプレゼントをしたり

時にはプレゼントをねだられたり

住民も入れ替わりがあるので、お気に入りの住民を探すのもひとつの醍醐味になっています。

 

博物館がすごい!
採集した昆虫や魚を寄贈すると、島の生態を研究しているフクロウが島に現れ博物館ができます。この博物館が、一見の価値あり!国立科学博物館をモデルにして作られているそうで、なにしろその作り込みが半端じゃない。グラフィックももちろん恐れ入るのですが、専門家も下を巻く見事な展示方法。
この島は化石も採れてしまうので、化石の展示方法について実際に国立科学博物館の研究員の方が解説をしている記事までありました。

実際にスマホで撮って加工したようなスクリーンショットも撮れるので、博物館はまさに”映えスポット”。通常博物館では模型や剥製の展示ですが、ここでは化石以外は生きたまま展示されています。

寄贈する時に、もれなくその生物・化石の説明をしてくれます。これがまた面白い。夏休みの自由研究をしているかのようなワクワク感があります。

4月のアップデートで、美術品も集めて展示できるようになりました。あまり集まっていないのと、てんこ盛り過ぎたので割愛…。化石以外はまだまだ1/4未満の寄贈率なので、完成が楽しみです。

 

なぜここまでヒットしたのか
世界的な異常事態が大きな要因ではありますが、それ以上に「誰しもが何かしらもっているこだわり」を揺さぶったんじゃないかと思っています。
インテリア・ファッション・採集・コミュニケーション・建築・インスタ映え…プレイスタイルが一様じゃないために、自分のこだわりたい部分だけを集めてこだわればいい。それも、ちょっとやったらすぐ終わりになってしまわないような設計になっています。タイトルの「あつまれ」って、もしかしてそういうことー!?

またこの記事でもさらっと使っていますが、任天堂はNintendo SwitchのゲームスクリーンショットをSNSなどにアップすることを推奨しています。わたしも、今作が同シリーズではプレイなので購入に至るきっかけはツイッターでした。SNSの普及が売り上げを底上げしている感じがします。SNSマーケティングおそるべし…!
いろいろな要因が重なり合ってヒットした、まさに神に推されたゲームといっても過言じゃないと感じています…。Switch本体が入手困難ではありますが、ぜひプレイしていただきたいゲームです。累計1,000時間プレイしたら、またご報告します。