「スピリチュアルな癒しと光のアート展」開催中です

2019-12-06

今週、4日(水)からアジギャラリーで スピリチュアル・アーティストの塚本裕夏さんによる個展「スピリチュアルな癒しと光のアート展」が開催中です。

ギャラリーへの詳しい道のりはこちら

昨年の10月以前にアジデザインの事務所にいらっしゃる方はご存知かと思いますが、当ギャラリーは入り口が部屋に対して真ん中に位置する、ちょっと変わった間取りをしています。
今回の展示は、入り口を入って右側はスピリチュアル・アート作品。左側はイラスト作品を展示されていました。
照明も使い分け、変わった間取りを生かした展示構成にされていておもわず拍手。

平日でも多くの来場者で賑わい、盛況です。
ポストカードなどの物販に加え、作品の販売もしているそうです。

 

話は変わりますが、デザイナーという職種柄「美術館とかよく行くの?」と聞かれることが多くあります。
実はわたしはあまりアートが得意ではなく…美術館より博物館派のゴリゴリの理系脳。その質問をされると(また来た…!)と身構えてしまいます。

そんなわたしが最近、ブルーピリオドという美術系スポ根漫画を読みまして。(リンク先で1話ためし読みができるみたいなので、お時間ある方はぜひ)
“アートの良さ”がわからない高校生ヤンキーが、絵を描く楽しさに魅入られて日本の芸術の最高峰・藝大を本気で目指す…ざっくり言うとそんな感じの内容です。

「俺はピカソの絵の良さがわかんないから、それが一番スゴイとされる美術のことは理解できない」(ブルーピリオド1話より引用)

そう言っていた主人公が、美術予備校で知り合った友人に誘われて美術館に行く話があります。上記の通り美術鑑賞を楽しめない主人公に、友人は

「美術品は食べられない食べ物。好き嫌いはあって当然。高級なものが舌に合うとは限らない。自分だったらどの絵を買うかで見たら良い」(要約)

と、買い付けの視点で見る方法を教えます。この視点が、わたしには目からウロコで!
大衆が良いと思うものや歴史的名画を、無理やり良いものと理解しようとしなくていいんだなと思ったら、いままでより少し美術館とも仲良くできそうな気がしました。

このブログを読みながらも、ギャラリーの展示告知を「俺、絵とか写真とかよくわかんないんだよね」と思っている人は少なからずいるのではないかと思いまして、共有させていただきました。
アートを知る・見る・楽しむきっかけになればと思います。

 

蛇足が長くなりましたが、 「スピリチュアルな癒しと光のアート展」は12/9(月)まで、最終日は17時クローズです。ぜひお立ち寄りください。