7月半ば、美ヶ原高原美術館に行ってきました。
休日の午前9時ごろに着いた時、眼下に雲が見えました。
それもそのはず、標高約2,000メートルだそう。
これほど高い場所にあるのにもかかわらず、すでに車やバイクで広い駐車場が満杯!
美術館に道の駅が併設されているそうなんですが
それにしてもみんなこんなところによく来るな、と。
(おまえはどうなんだ)
その昔フジテレビで「美ヶ原高原美術館、アモーレの鐘が11時をお知らせします」という時報を流していましたよね。
アモーレの鐘、鳴ってました。
大きな音で、ゴンゴン鳴ってました。
高原なのですずしいかと思いきや、日差しが痛い!
汗だくだくです。日陰は爽やかでしたが、あまり日陰がない!
しかし、広大な丘に大きな彫刻が点在し、広い空をバックになんと気持ちよいことか。
雲が、たまりません。
存在感ある〜なんだかわからないけれど不思議な世界に来たような
髪とお尻がなびいているお姉さんとオレンジの楕円さんのコントラストが面白い
わーい!といいたくなる躍動感
足元には野いちごが。かわいい。
この作品の前に来た人は、老いも若きも必ず「とうもろこしだ〜!」と言っていました。
(私も言いました)
そうとしか言わせない何かがあるのだな。
敷地の中に「ヴィーナスの城」という
ヴィーナス像を集めた建物があったのですが
そのなかで私の心に刺さったヴィーナスがいました。
このお方のタイトルを見て絶句。
そりゃそうですけども。そのまんますぎやしませんか?
そんなこんなで、半日以上歩きまわったにもかかわらず
全部の彫刻を見れないほどのボリュームで、
急な豪雨の予報があったため、泣く泣く美術館をあとにしました。
次の日、車山高原をリフトで登り、絶景を満喫。
こちらもまた、高くて広くて心地よくて、たくさんのトンボたちが飛び回り、
そんな中に立っていると全身が空気に溶けていくような気がしました。
また行きたい!!