ボートショーで妄想

2017-03-12

ジャパンインターナショナルボートショーという催しをご存知でしょうか?
毎年パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2会場で開催されます。
今年は3月2日(木)〜5日(日)でした。

私自身は、「船」と言われるものにまったく親近感もなく、
どちらかというと程遠い感覚しかないのですが
家族が好きなので、ときどきつきあって会場に足を運んでいます。

以前行ったのはパシフィコ横浜会場で、屋内にどでかい船やら、
コンパクトなボートやら、ダイビング系のグッズのメーカーなどの展示もありました。
今年は横浜ベイサイドマリーナの会場に初めて行ってみました。

こちらはパシフィコと違い実際の海上に浮かんだ船を堪能できます。
(ものによっては乗ることも可能)
しかし一千万円台が最低価格で、中には億を超える船もプカプカしており
私にはまったく縁がないなと他人事な感じで見て回りました。

ドイツやフィンランドなどの船が並ぶ中
フランス製のクルーザーが なんともおしゃれで。
フォルム?カラーリング?なにか他の船と一線を画す雰囲気。
金満ではない高級。
しかし、
フランスの船=太陽がいっぱい=殺人
とか
クルーザー=セレブの遊び=ナタリーウッドの謎の死
とかゲスい(しかも古い)妄想しか湧かない自分が悲しい。

いちばん印象に残ったのはこのボートです。

他の船はメーカーやらスペックやら表示してあったり
パンフレットが置いてあったりするのに
このボートには何もなく、
「ひやかしお断り」なオーラをまとっていました。
なので、どこの国のなんというメーカーでつくられているのかわからず…

しかし、一目で「イタリア!」「マフィア!」「007!」と
私のゲスい妄想が広がり
黒いサングラスの黒いスーツの男たちが、
ヨーロッパの海で敵を追いかけるシーンばかりが浮かび

やっぱり私、船はわからないわ…と
しみじみ会場を後にしました。