合角ダム

2018-09-07

9月に入り、台風やらですっかり夏気分が終わってしまいましたが、夏休み中に埼玉県秩父市の合角(かっかく)ダムに行ってきましたのでご紹介します。

「ホントに俺も行かなきゃダメ?」とあまり乗り気でない息子を前夜に口説き落とし、(遠いので)始発電車でGO!

まずは西武秩父駅(西武鉄道/西武秩父線)へ。

休日ということもあって、駅はたくさんの観光客でなかなかの賑わいです。

西武秩父駅前からは、西武観光バスで1時間ちょいの道のりになります。
のりば1から、小鹿野線/G2栗尾行(又はG1小鹿野車庫) 40分程の乗車で乗り換えの『小鹿野町役場』バス停へ。

(左が町役場/右はバス乗客やツーリングのライダーが一休みできる休憩所)

ここからバスを乗り換えて、倉尾線/G14長沢行で約20分の乗車です。

この路線、乗客は我々以外に最後まで誰もいませんでした。

先に食事を済まそうと、合角ダムの少し手前『上吉田』で下車。
ダムの近くの吉田元気村を目指します。
徒歩約5分でそろそろかな〜と思っていると…!

ひょっこり!

合角ダムが現れた!

…まだ心の準備ができてなかったよ!

せっかくダムが見えたのですが、はやる気持ちを抑えつつ吉田元気村へ。


吉田元気村は、コテージ・炊事施設・体育館・クラブハウスなどがあり、アウトドア気分を満喫できる施設です。
ここのクラブハウスで先に『合角ダムカレー』で腹ごしらえをして、それからダムを堪能する予定だったのです。
ところが…予め調べておいたクラブハウスのオープン時間10:00少し前に着いたら、食堂は11:00からとのこと(トホホ)
1時間も無駄にするわけにいかず、やっぱりダムに向かうのでした。

気を取り直して合角ダム周辺をひたすらウロウロ&写真撮影しまくります。

上の写真で左側に歩道がありまして、これによってダム背面のすぐ真下まで近寄れます。

この日は放流が行われていたので、ラッキーでした。

合角ダムは、高さ60.9メートルの重力式コンクリートダムです。



天端にはこのように、周辺のダムの方角を示す表示板があります。
周辺と言ってもそれなりの距離があるので、車で来ないと同じ日に他のダムまで行くのは難しいですね。

上流側から。

ダムに隣接したこちらの管理所でダムカードをもらうことができます。

また、近くに展望台があり、ダム周辺を一望できるようになっています。

この展望台の階段が200段以上あり、炎天下ダムの周りをうろつき回った後だったので、脚がガクガクでした。

「よし、ダムは堪能したから、そろそろカレー食いにいこうぜ」と息子に声をかけると、何やらうなだれています。

あー、気づいてしまったか。合角ダムの本当の最寄りバス停はこの『女形入口』なんだよねー。言ってなかったけど。(ダムまで徒歩1分)
お父さん、外堀から埋めていくタイプなんだよねー。ごめんねー。

疲れ切った息子も吉田元気村の合角ダムカレーとたっぷりの休憩で、なんとか元気を取り戻したのでした。

こちらが合角ダムカレー。
合角(かっかく)が『ごうかく』とも読めることから、冬にはスペシャルバージョンの『ごうかくダムカレー』も販売し、受験生に人気とのこと。

さてさて、秩父の締めくくりは、駅周辺まで戻って名物の『わらじカツ丼』も食べて帰ろうじゃないか。
わらじカツ丼の元祖『安田屋』の支店、安田屋 日野田店へ。
16時頃に着いたのですが、そんな時間でも20人くらい並んでいて、食べるまで40〜50分もかかりました。

メニューは『わらじかつ丼』のみ、2枚入り1,080円/1枚入り860円の2点だけ。

見た目のボリュームでは圧倒されますが、甘辛いタレがたっぷり染み込んだ大きなカツが美味しくて美味しくて…2枚入りでもペロリと完食してしまいました。

いや〜、秩父はいいところですね〜。
埼玉県外の方も、機会があったらぜひどうぞ!


左:合角ダムカード 右:『川の再生』事業の10周年記念カード